寝ても覚めても

加藤和樹さんをひっそり応援中

ジョン・レノンとしての加藤和樹【BACKBEAT感想】

 

――二人が出会った。伝説が生まれた。

 


「BACKBEAT」

早いもので、大千秋楽からちょうど1か月が経ちました。

 

観られて本当に良かった、と声を大にして言える作品。
身も蓋もないことを言いますが、兎にも角にも推しが凄くカッコよかったのです。
世界的大スターであるあの「ジョン・レノン」という壁を前に、自分ならではのレノン像を作り上げ、堂々と演じていらしたこと。
その姿が本当に眩しく、キラキラと輝いて見えました。

 

舞台上の姿を知っていると意外に感じられるかもしれませんが、実は加藤和樹という人物はこう見えて、「いつになっても自信が持てない」と明言したことがあるほど、少し気弱な面も持ち合わせている人なんです。
実際、真ん中に立っているにも関わらず、「オーラがある」と感じられるようになったのはここ最近になってからのように思います。(誤解の無いように言っておくと、私はそんな控えめな和樹さんも好きでした)

そのため、ジョン・レノンのように自信家で偉大でクレイジーな役柄は本来全く対照的であり、演じるのが難しかったのではと想像いたします。

しかし私が舞台で見た和樹さんのジョン・レノンは、そんな演じにくさといったものは微塵も感じさせず、ジョンとして在ることがさも当然であるかのように、クールな佇まいでそこにいました。

 

スチュを見つめる眼差し、子供のような笑顔、飄々としたつかみどころのない態度、自信に満ちた顔、感情を抑えた嫉妬の表現、反して爆発したような愛情の表現……心動かされた箇所を挙げようとしてもキリがありません。

大好きな和樹さんがたっぷり詰まっていました。

 

こんな運命的でありながら、奇跡のような出会い。 
私はビートルズについてなんの知識もなかったし、おそらく今後の人生の中でもきっと、彼らを詳しく知れる機会は訪れなかったでしょう。

BACKBEAT」のおかげで、ビートルズに出会えました。
この作品の大部分がノンフィクションであったからこそ、私は役者を通して彼らに思いを馳せることができ、作品を素直に楽しむことが出来たのかなと思います。

 

BACKBEATロスの方も、観劇できなかったという方も、

愛に溢れた推しのブログ、ぜひ読んでください(突然の宣伝)
もう読んだという人も もう一度読もうぜぇ

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私目線の確信ではありますが。

加藤和樹ジョン・レノンは最高でした。