寝ても覚めても

加藤和樹さんをひっそり応援中

【感想】ミュージカル「ローマの休日」

(当方和樹ファンの為)、和樹ジョー固定でWキャスト制覇しましたので感想をば。(元基くんも見たい)

あまりネタバレを配慮しておりません。念の為お気をつけください。

 

帝劇へは8月にもコンサートで来ていたので久しぶりという感じは無かったですが、いよいよ劇場の幕が開くんだ…というドキドキ感は多分にありました。

明るくて、キュンときて、最後は切ないけれど、幸せで胸がいっぱいになるハッピーミュージカル。

これが帝劇幕開けの作品で良かったなと心から思います。

 

▪️楽曲

ロディアスかつロマンティックなメインテーマ「♪ローマの休日」や、ジョー(新聞記者)が歌うノリの良い「♪それが人生」など耳に残る曲が多くて楽しい。快活なローマの世界観にマッチした曲も多く、ついスキップしながら口ずさみたくなりますw

ジョーやアーヴィングみたいな人たちに「♪ローマ最新観光案内」されたら素敵だろうなぁ。

 

▪️舞台機構

回る盆が多用されている作品ですが使われ方がすごく自然で、それセットの切り替えどうなってるの!?と驚く部分もあり。

特にアン王女が寝室を飛び出して外の世界に出るまでの流れは映像も相まって、一緒に自分まで冒険に出てるような気分になれました。没入感、◎です。

 

▪️キャスト別 雑感

<朝夏アン>

ものすごく華やかでいらっしゃいました…!

オペラグラスを使わなくても見える大きな眼(hot eyes)に、長い手足。全身を余すことなく使って表現されるので、ダンスシーンでは目を奪われます!

高身長な方ですが、ぶかぶかのパジャマを着る場面では萌えを感じずにいられませんでした。(この時の、「…あれ?」の言い方が可愛すぎて死んだ)

朝夏アンには特に恋愛パートとコメディ部分で魅せられました。キュンとくるし笑えるし、これぞラブコメ!感がすごい。抱きしめられた時、ジョーのスーツをぎゅっと握るくらい離れがたそうにしてるのが個人的にドツボでした。

もはや王女を通り越して気品ある女王の貫禄すらあるのではと感じたりもしましたが、とにかく演技が可愛らしいので、ちゃんと幼さも併せ持っているように見えたのが凄かったです。

 

<土屋アン>

王女らしさが随一です!

自然体でそこ立っているだけで、ピュアで夢見がちで皆から愛される王女であることを疑わない。疑いようがない。お声も可憐で役にピッタリ。(声がコンプレックスって、本当?)

土屋アンは、幼さ残る王女から、自立した大人の王女への成長度合いが自然な流れでハッキリ見えるところが好きでした。「もうミルクは要りません」で超泣ける。保護者目線で見てしまう。

ジョーへの恋心は割と早い段階から自覚していそうで、ニヨニヨします。

初ミュージカルかつ主演とのことで重責など感じたかもしれませんが、土屋さんのアン王女、とても素敵でした!

 

<和樹ジョー> ☆推し

とてもとてもかっこよい。

眉の片方だけを自在に動かせるという謎の特技(?)が、こんなに活きる役があったなんて…。

2枚目で女好きできっとモテるんだろうけど、それだけではカバーしきれないほど生活がだらしない男、っていうのを和樹さんがやると絶妙すぎる(笑) ただの2枚目で終わらない役がすごく似合う方だなと思います。

コミカルな場面でも、セリフの間や表情がドンピシャリで面白い。回を追うごとに余裕が出てきて、ますます楽しそうに演じられてる感じもしました。ベッドの埃を払う動きで吹いた。

ラブシーンはもう、十八番ですものね!アンを見つめる優しく温かい眼差しに胸を射られます。

歌もダンスも、とってもとっても良かった!話し声は元々すっごく良いと思っておりましたが、歌声にも更に磨きがかかり、綺麗でうっとりするようなお声になってると感じました。パフォーマンス面の安定感が、ジョーという大人の男の安定性にも繋がっているようにすら思えて、芝居も歌も地続きで観ることができました◎

 

<元基ジョー>

かなり観たいよ。ほんとに。

 

<太田もっくんアーヴィング>

いやっ……アーヴィングめちゃくちゃ良い役ですね……!?

ジョーとは親友感の強い、もっくんアーヴィング。

ジョーに来いと呼ばれたら行くし、ジョーのデートは邪魔しないし、ジョーの決断に逆らわない……。か、かっこよすぎる…。

もっくんアーヴィングの好きなとこは、最後アンとジョーにだけスポットライトが当たっている場面で、周りの報道陣たちの時が止まっている中でアーヴィング1人ニヤついた顔でリアクションを取るところ。(ここ多分藤森さんは固まってたと思うんだけど、勘違いだったらごめんなさい)

はーーーー!!!って悶えそうになりました。この瞬間はアンとジョー2人だけの世界なんだけど、その世界には確かにアーヴィングもいて、むしろ必要不可欠な存在だったわけで……って気付いて衝撃を受けた。三位一体を感じるアーヴィングでした。

 

<藤森アーヴィング>

に、似合いすぎーーー!!!

チャラめのセリフと動きに、何の違和感もない。適任すぎ。

ジョーとつるむシーンの悪友感が素晴らしい。ローマ観光案内では、ほんとにヒソヒソ話をしてるかのようなボリュームでハモるんだよね……。2人の思惑がダダ漏れでこっちまで楽しくなっちゃった。

藤森さんのアーヴィングは、2人のサポートに徹する感じに見えて、良い奴……!ってなります。

あと演技、お上手ですよね…。ハスキーな声もすごく良い。

カテコで2人にちょっかいかけるのも可愛くて好き!

次の観劇の時は、もっと細かいところまで注視したいと思います!

 

他にも久野さん夫人の愛情が沁みるだとか今さん将軍が可愛いだとか港さん大使の滑舌と声良すぎだとかまだまだ語り足りませんが、一応Wキャスト比較ということでこの辺で…。

 

以上!

 

 


加藤和樹写真集「加藤和樹という男」 (TOKYO NEWS MOOK)

 


【Amazon.co.jp限定】Kazuki Kato Live "GIG" TOUR 2018 ~Ultra Worker~ 【2L版ブロマイド Amazon Ver.】 [Blu-ray]

 

過去記事もよろしくです。

kryymk.hatenablog.com