寝ても覚めても

寝ても覚めても

君も私もただのオタク

【思い出ライブレポ】加藤和樹 7周年記念ライブ 2013年7月7日

わたしには、決して忘れられない思い出のライブがあります。


それは2013年7月7日の七夕に行われた、加藤和樹デビュー7周年記念ライブ「My Relation」。
見事なまでに「7」が重なったこのライブの日程は、和樹さん自らが希望し、スタッフに掛け合って実現したものでした。

定員1500人ほどのライブハウスで、FC先行でチケットはほぼ完売(確か落選者もいました)。さらには一般発売も瞬殺だったこの公演。
この日は、「JOKERが活動休止してから初のソロライブ」でもあったのです。
わたしがファンになった時はJOKERとして活動しておられたので、ソロライブに参加したのはこの日が初めて。
今思えばこのライブがあったからこそ、わたしはここまで和樹さんを応援しようと思えたのかもしれません。



このライブを忘れられない理由。


まず一つは、朗読コーナーがあったこと。
目標を持たぬまま上京し、歌手の道を志すようになるまでの様々な葛藤や、今の心境、そしてファンへの感謝の言葉を、時に笑いを交えながらゆっくり丁寧に温かい声で語ってくださいました。
突然椅子に座って台本を開きはじめたときは「和樹急にどうしたのw」みたいな笑いも起きていましたが、朗読が進むにつれあちこちからすすり泣く声が広がるようになっていったのも印象に残っています。


そして、この朗読の直後に歌った「♪あなたと出会えて僕は幸せでした」
この歌のとあるパートで和樹さんが涙ぐみ、歌えなくなってしまった箇所がありました。
今でもそのフレーズを覚えています。
「どうしようもなくて 現実から逃げてたけど」
この空白のパートは、同じく泣き出しそうなファンのみんなによって埋められました。
表情を見る余裕はなかったのですが、後の会報にはこの時の和樹さんの姿がきっちり残されています。
マイクを眉間につけ、目を閉じ涙を流す和樹さん。その光景がとても美しくて、まるで出来すぎた物語を見せられているかのような感覚に陥りました。
こんな劇的なタイミングで歌えなくなる人って本当にいるんだ。
こんな大勢の前で、こんなに純粋な涙を流せる男の人って本当にいるんだ、と。


忘れられないライブとなったもう一つの理由。
それは、和樹さんが突然演奏をストップさせたこと。

理由は、1人のファンの方が体調を悪くし、その場で倒れてしまったからです。
決して近い場所には立っておられなかったと記憶していますが、それでも和樹さんはその倒れた方をステージ上から誰よりも早くに見つけ、スタッフに知らせ、歌よりもまず救助を最優先させたのです。
これには本当に驚きました。
この対応は簡単なようでいて、なかなか出来ることじゃないのではないかと思います。1500人強のファンが歌を聞いてる中で、自分一人の判断により全ての流れを止めるというその勇気。
恐らく初めて直面した事だったと思うし、何よりこのような咄嗟の場面だともう自分の直感を信じて動くしかないじゃないですか。
その和樹さんの「咄嗟の判断」が、「演奏をストップさせ、ファンを救助すること」だったんだと思うと、今でも胸が熱くなります。
この時の和樹さんは、本当に、一人の男としてものすごくカッコよかったです。


もしこのライブが無難な構成、無難な形で終わっていたら、ここまで記憶に残るものにはなっていなかったと思います。
記憶に残るライブというのはきっと、後からでも語りたくなる”何か”が必要なんだと思います。
そういった点では、この7周年ライブは非常に思い出深いものとなりました。
最近のライブが物足りないとか全然そういうことではないのですが、もっともっと挑戦していって欲しいなという気持ちもあります。
歌もどんどんこだわって、和樹さんにしか作れない・歌えないものをたくさん出していってほしいなと。
アーティスト活動も応援している身としては、そう願わずにはいられません。


話がそれましたが。
きっと今でも和樹さんは、ファンが倒れたら真っ先に身を案じてくれるし、感動したときには素直に涙を流すし、感謝の気持ちも忘れていない、目に見えている通りの加藤和樹なのだと。
そう思いたかったので(思い出したかったので)、節目のこの日に思い出としてレポを残すことにしました。


加藤和樹さん、アーティストデビュー12周年おめでとうございます。
そして、ソロ活動再開から5周年。おめでとうございます。
これからも末永く、胸に響く歌を歌い続けていってください。
みんな和樹さんが大好きです!!


2018.04.26


f:id:kryymk:20180426010417j:plain:w400